登校しぶりをする子どもと母親の姿

不登校

今朝、犬の散歩に行った時間が、珍しく登校時間と重なりました。

親子が一緒に歩いてて、ランドセルを背負った子どもはなんだかグズグズ言っている。

お母さんは水筒の紐を直しながら歩く。

登校班の集合場所に向かってるようで、子どもは「ヤダ〜ヤダ〜」と体を左右に振ってるけど、お母さんは真顔で歩き、「仕方ないでしょ。」とイライラしながら対応していました。

きっと登校渋りしているのだろう。

すると、沢山の子供達が、登校班になってうじゃうじゃと学校に向かう中

そのお母さんは、登校班の一番後ろにつき、一緒に学校まで向かっていました。

その時もただ遠くを見ながら無表情で歩いています。

すぐにピンときた私は、その姿をみて懐かしい気持ちに。

「うちもこんなだったな〜。」と。

一年生の初期、グズグズ言い出したり、泣いて「行けない!」と言ったり。

当時の私はな〜んもわかってないから、ひたすら怒ったりなだめたり、応援してみたり、日によって対応がコロコロ変わり。

時には玄関から無理やり引っ張り出したこともあります。

思い通りに学校に行ってくれない子どもに、いつもイライラしながら悩んでいました。

そして、数ヶ月間は学校まで付き添い、帰りは夏休みに入るまで毎日迎えに行ってました。

そんな昔の自分と重なり、真顔になっているお母さんの気持ちが手に取るように伝わってきたんです。

子どもがぐずるから、お母さんは仕方なくつきそう。

そんなお母さんの気持ちはきっととても複雑で

「どうしてうちの子は・・・」「周りの子は元気にいけてるのに・・・」

「周りの目がイヤだな・・・」「恥ずかしい・・・」

きっとそんな感じなんだと思います。

そりゃそうだよね。周りは元気に学校に行ってるのに、「うちの子はなぜ?!」って思うよね。

それに他の親は「行ってらっしゃ〜い!」って笑顔で手を触れてるのに、「どうして私は手を触れないの?もう嫌だ!」って思っちゃうよね。

そんなお母さんの気持ちは百も承知で書きます。

物事や人生には流れってものがあり、タイミングもある。

今こんなこと言っても心にまで響かないかもしれないけど、私は「それでもいいんだよ。」と伝えたい。

他の子のように当たり前に行けなくても・・・

グズグズしたり泣いたりしても・・・

周りの子と違くても・・・

それでいいんだよ♡と。

そして、お母さん!

お疲れ様・・・

毎朝気を揉むよね、どうしてうちはって悩むよね・・・

まだ目の前だけの景色、目に映る近所の子どもや学校しか知らないから悩むんだよね・・・

きっと相談する人、心がラクになる場所を知らないから辛いよね・・・

私もあなたと同じでした・・・

けどね、あの時は本当に悩んだし、子どもにひどいこともいっぱいしてきちゃったけど

あの時の経験もあるからこそ、今、あなたのように悩むお母さんの気持ちが手に取るようにわかるようになり、今の川口東子の活動になっていきました!

当時はそんなこと知る由もなく、ね。

人生に起きることは、全てあなたの経験となり、これからの未来の糧になる!!

起こることは全て善きこと。

今はすごく辛いだろうけど、あなたのその経験に必ず光がさすと私は信じています・・・

お節介な私はこころからそう願い犬の散歩を終えたのだけど。

これは全て本心!

綺麗事でもなんでもなく、思ったままを書いています。

そしてこれを読んだあなたの心が、少しでもラクになりますように✨

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