⬆︎この記事のつづき・・・
学校に行けない・・・
そんな状態になり、どうしたらいいのか分からず、ただただ不安で怖くて悩みながらも気がついたことがある。
今までこんなに学んできたけれど、それは外側ばかり捉えてたんじゃないか?ということ。
方法論、ノウハウだけで、どうにかやってきていたのではないか?ということ。
幸い、不登校前からコーチングに出会い学び初めていたので、自分に向き合い始めてはいたけれど、まだまだ自分には足りない。
ノウハウよりもむしろ、これから私は自分と本気で向き合うことになるんじゃないか、そんな予感がした。
そして私はこの不登校を機に
「自分に向き合おう。もっともっと本気で自分を見ていこう。」と決心をする。
丁度コーチングをを学でんた所だったから、練習も兼ねて沢山の方とセッションをした。
子どもは仕事にいくことを嫌がり「家にいて欲しい・・・」と言い出してたので、パートも休み、持て余す時間をセッション練習で費やすかのように過ごした。(だから、正直なことを言うと最初からプロコーチを目指してたわけでもなく、流れがそうなっていっての今がある)
練習のたびに私は「子どものこと」「不登校になってしまったこと」をテーマにすることが多く、沢山のコーチに聞いてもらうことができた!ラッキーだった。
それと同時に、子育てに悩む人に向けた無料のコーチングセッションを始めてみた。
自分自身が不登校のことでめちゃくちゃ悩んでたけど、セッション力をつけたくて、申し込みフォームを作り、始めた。
要は、クライアント側と、コーチ側の両方をひたすらやった数ヶ月だった。
休みが続くことでパート先から「もうこれ以上休むなら使えません」と言われ辞めることに。
でも私は「行かないで・・・」「近くにいて欲しい・・・」と弱々しく言う子どもを放って置けなかったし、セッション練習したり、ブログで不登校のことを発信してる時間の方が好き、というか自分の心がそれを求めるようになっていた。だからパートはあっさりとやめた。
むしろ、ちゃんとできる子は良い子、そんな教育をしてる現場に違和感ばかり感じてる自分がいたし、丁度よかったのかもしれない。
セッションをすればするほど、どんどん自分のことが分かってきて。
こんなにも私の中に不安や焦りがあったんだ・・・
こんなにも学校や先生、社会のルールの下に入り込んでいたんだ・・・という自分にも気付いた。
そして私は、今だに『子供をどうにか変えよう』としていたんだ・・・
あんなに学んできたのに、何やってんだか・・・と自分の小ささに絶望もした。
けどそんな自分をも知って、認めていけばいくほど、不思議と心は楽になっていく。
認める瞬間は胸が痛いしショックを受ける、そもそも認めることは容易じゃなかった。けど、認めれば認めるほどに楽になっていくのだ。
コーチングセッションをした人に対しては、過去の自分を見ているようで心から応援したい気持ちが湧き、「今どんなに悩んでいても大丈夫だよ。」という思いが、どんどん膨らんでいった。
きっとそれは、クライアントにいっているようで、自分にも言っていたのだと思う。
日々綴るブログは「子育て」についてのアドバイスを交えた記事を書いてきていたが、インストラクターの身である私の子どもが、なんと不登校になっちゃった!!あ〜かっこ悪い!
そんな気持ちが最初に出たけど、今の自分の気持ちを黙ってなんていられなくて、いつしか自分のブログは不登校の経過を交えた内容になっていった。
するとチラホラと、不登校児のママたちが見てくれるようになっていく。
つづく・・・
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